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プレイオフ展望 2026年5月5日

2026 NBAプレイオフ展望・優勝予想
第2ラウンド全カード分析

ESPN・Covers.comのオッズデータと第1ラウンドの結果をもとに、第2ラウンドの全カードを分析。今年の優勝チームはどこか、筆者の最終予想も含めて徹底解説します。

第1ラウンド振り返り

第1ラウンドはドラマの連続だった。3試合でGame 7にもつれ込み、3-1からの逆転が2件も発生するという波乱の幕開けとなった。

EASTERN CONFERENCE 第1ラウンド結果
シード チーム 結果 チーム シード
(1) デトロイト・ピストンズ 4-3 ★ オーランド・マジック (8)
(2) ボストン・セルティックス 3-4 番狂わせ フィラデルフィア・76ers (7)
(3) ニューヨーク・ニックス 4-2 アトランタ・ホークス (6)
(4) クリーブランド・キャバリアーズ 4-3 トロント・ラプターズ (5)
WESTERN CONFERENCE 第1ラウンド結果
シード チーム 結果 チーム シード
(1) OKCサンダー 4-0 スイープ フェニックス・サンズ (8)
(2) サンアントニオ・スパーズ 4-1 ポートランド・トレイルブレイザーズ (7)
(3) LAレイカーズ 4-2 ヒューストン・ロケッツ (6)
(4) ミネソタ・ティンバーウルブズ 4-3 デンバー・ナゲッツ (5)

最大のトピックは76ersによるセルティックス撃破だ。2位シードのボストンを7試合で下し、2016年クリーブランド・キャバリアーズ以来となる「アウェイでのGame 7勝利によるリバースサンダー3-1逆転」を達成した(出典:Bleacher Report)。

一方ウエストではOKCサンダーがサンズを4-0でスイープ。サンズ戦通算3連続スイープという圧倒的な強さを見せつけ、優勝候補筆頭の地位を盤石にした。

優勝オッズ(ESPN / Covers.com)

第2ラウンド開幕時点(2026年5月4〜5日)のオッズは以下のとおり。データはESPNベッティングガイドおよびCovers.comより。

OKCサンダー
-140〜-155
SAスパーズ
+375〜+400
NYニックス
+850
CLEキャバリアーズ
+1400
LAレイカーズ
+2500〜

出典:ESPN Betting Guide / Covers.com(2026年5月4〜5日時点)

サンダーが優勝確率換算で約58〜61%と圧倒的な本命。Covers.comのベッティング市場でも「最もマネーが集まっているチーム」と報じられており(Covers.com, May 4, 2026)、マーケットのコンセンサスは一致している。

注目はニックス。第1ラウンド通過後にオッズが大きく改善し、ESPNは「プレイオフここまでで最大の受益者(biggest winner of the playoffs so far)」と位置づけている。

注目の負傷情報

第2ラウンドを左右するケガが2件、特に注目される。

🚨 負傷情報

ルカ・ドンチッチ(レイカーズ)左ハムストリング Grade 2

4月2日のサンダー戦で負傷。第1ラウンド全6試合欠場。サンダーとの第2ラウンドGame 1(5月5日)も欠場が確定。復帰目標はGame 4前後(5月11日頃)とされているが、専門家の見立てでは「このシリーズ中に出場できる確率は約35%」とも報じられている(Heavy.com)。レイカーズが番狂わせを起こすには欠かせない存在だけに、復帰のタイミングが大きなカギを握る。

⚠️ 負傷情報

アンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ)

スパーズとのシリーズ最初の2試合を欠場見込み。復帰目標はGame 3前後。ウェンバンヤマを擁するスパーズにとっては序盤で主導権を握る絶好のチャンス。「エドワーズ不在のうちにリードを広げられるか」がシリーズの焦点になりそうだ。

第2ラウンド:イースト展望

EAST (1) デトロイト・ピストンズ vs (4) クリーブランド・キャバリアーズ
ピストンズは3-1からの逆転勝利でオーランドを退けたが、7試合を戦った消耗が懸念される。キャバリアーズも同様にGame 7をフルに戦ってきており、体力的な消耗は互角だ。ピストンズの若いロスターが第1シードとしてホームコートアドバンテージを最大限に活かせるかが焦点。キャブスはダリウス・ガーランドの安定感が光り、接戦になるほど強みが出るチームだ。
予想:ピストンズが6試合で勝利。 ホームコートの恩恵を活かし、第1シードの貫録を見せる。ただしGarlandが好調なら最終戦までもつれる展開も十分あり得る。
EAST (3) ニューヨーク・ニックス vs (7) フィラデルフィア・76ers
今プレイオフ最大のドラマカード。ESPNの複数の専門家が「今ラウンドで最も予測困難なシリーズ」と評している(ESPN Expert Picks, 2026)。76ersはセルティックスを破った流れに乗っている一方で、7位シードで体力・ベンチ層に不安が残る。ニックスはジェイレン・ブランソンを中心に洗練されたハーフコートオフェンスを展開し、ホームのマディソン・スクエア・ガーデンは屈指のホームアドバンテージを誇る。
予想:ニックスが7試合で勝利。 ただしこのシリーズだけは正直わからない。76ersが2ラウンド連続で大番狂わせを起こす可能性は十分にある。MSGの雰囲気とブランソンの爆発力でニックスが押し切ると見るが、サンダーとの決勝を見据えた体力的な有利さもニックスには働くはず。

第2ラウンド:ウエスト展望

WEST (1) OKCサンダー vs (4) ミネソタ・ティンバーウルブズ
最大の注目カードのひとつ。ティンバーウルブズはナゲッツをGame 7で下した勢いがあるが、エース・アンソニー・エドワーズが膝の負傷で第2ラウンド序盤2試合を欠場見込みだ。エドワーズ不在の隙をサンダーがどこまで突けるかが焦点になる。サンダーはShai Gilgeous-Alexanderを中心としたリーグ最高峰のチームディフェンスで相手を封じており、エドワーズが戻った後も試合のペースを握り続けられるかが鍵だ。
予想:サンダーが5試合で勝利。 エドワーズ不在の序盤で主導権を奪い、そのまま押し切る展開を予想。エドワーズが復帰して1〜2試合は締まった試合になるが、OKCの組織力が最終的に上回る。
WEST (2) SAスパーズ vs (3) LAレイカーズ
ウエストのもう一方の注目カード。レイカーズはドンチッチが左ハムストリング痛でGame 1(5月5日)を欠場。Game 4前後の復帰を目指しているが、このシリーズ中の出場確率は約35%とも報じられており先行きは不透明だ。レブロン・ジェームズはロケッツ戦Game 6で28点・8リバウンド・7アシストを記録するなどドンチッチ不在を一手に担っているが、スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマは第1ラウンドで平均21点・8.8リバウンド・4ブロック・フィールドゴール58.3%という圧倒的な数字を残しており、1人でシリーズの流れを変えられる存在だ。ESPNのベッティングガイドは「スパーズによるNBA制覇(+500)」を本命ピックに挙げている(ESPN Betting Guide, 2026)。
予想:スパーズが6試合で勝利。 ドンチッチが戻れない前提であればスパーズが楽に勝ち抜く。仮に復帰があっても万全でない状態では、ウェンバンヤマとのマッチアップでレイカーズは解決策を見出せないだろう。レブロンが健闘し最終戦までもつれる展開も考えられるが、最終的にはスパーズの地力が上回る。

最終優勝予想

第2ラウンド以降の見立てとファイナル予想をまとめる。

🏆 筆者の優勝予想
OKCサンダー
オッズ(-140〜-155)が示すとおり、今年のNBAで最も完成されたチームはサンダーだ。SGA率いるオフェンスとリーグ最高峰のチームディフェンス、深いロスター——すべてが噛み合っている。ドンチッチが仮にシリーズ中盤に戻ってきても、今季レギュラーシーズンの対戦成績でサンダーは優位に立っており、準備は十分だ。

カンファレンスファイナルはスパーズが最大の難敵になると予想するが、ウェンバンヤマの存在感があってもSGAとOKCのシステムを崩すには至らないとみる。ファイナルはニックス対サンダーとなり、ゲイロード・ファミリー・オクラホマシティ・センターで歓喜の瞬間を迎えるのはサンダーと予想する。
🎲 ダークホース

SAスパーズ(+375〜+400)——ウェンバンヤマの成長曲線は誰も正確に予測できない。彼が「プレイオフ覚醒」した場合、スパーズの優勝シナリオは十分に現実的だ。ESPNのベッティングピックがスパーズを推している点も見逃せない。オッズ的にも最もバリューのある賭けといえる。

【主な参照データ・出典】

※ オッズ・情報は2026年5月5日時点のものです。

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